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防具のお手入れ【面編】

1.「スチームクリーナー」を使って、面を洗ってみよう

 面のどこが「汚れ」ているか「確認」しておく。

 大きなタライを用意。(面金を上にして、水につけるため)

 タライに面金を上にして ぬるま湯 を入れる。

(注意)面金周りの皮の部分(黒く塗料を塗ってあるところ)に水が浸らない程度に、水を入れる。

洗剤をほんの少し溶かしてから入れる。(液体洗剤がお奨め)

面の場合は、すすぎ がしずらいため、ほんの気持ち程度、汚れが落ちてくれれば程度。  24時間以上、漬け置きする。

漬けておいたタライの中をみると、茶褐色のドス黒いものが、タライの下の方に沈んでいます。

(恐らく、面の藍色・汗・塩分・汚れなどが出ているものと思います。)

 タライの水を捨て、きれいな水を入れます。 (③と同じか、少なめでも可)

 特に汚れていたところを、柔らかいブラシなどで、やさしく、 ・・・・タライの中でブラッシングします。

・・・・・・・・・・気持ちは判りますが「ゴシゴシ洗い」は絶対にダメ!・・・・・・・・・・・・・

面金周りの皮が濡れるのは仕方ありません。ブラッシングで、 ・・・媚リついた垢も、ほとんど除去されると思います。

・・・・・硬いタワシやブラシを使うと、乾燥後ゴワゴワになっちゃいます。

(注意) 皮のところは、余り強くブラッシングすると、皮が破け可能性があります。

面の内側の汚れが主で、特に耳のあたる部分とか、額や、顎があたる部分が汚れています。

耳のあたる部分は、面の外側も、塩がふいて、白くなっている事もありますから、その時は、その白くなっている部分も、ブラッシングすれば良いと思います。

額や顎のあたる部分は、弾力性を持たせてある為、布団のようになっています。その部分は、揉み洗いが、良いと思います。 (洗い終った後、柔軟剤を薄めたものをスプレーしておくのも良い)

汚れが出なくなるまで、よ~く“すすぎ”ます。(シャワーでも可)

2. 乾かし方

① 直射日光に当てるのは極力避ける事。乾くまでは厳禁といっても良いと思います。

皮がパリパリになります。 (1回やっちゃいました!その時我が家は、再度濡らしてやり直しで上手くいきました)

② 面金を紐で結んで、風通しの良い、日陰に吊るしておく。

脱水機に入れると、双方とも痛む可能性が大。室内で吊るす場合は、3~4日程度で、乾くと思います。

乾きを急ぐ余り、直射日光をと、思うでしょうが、我慢してください。ストーブの前も同じです!

面の内側の顔があたる部分の布団の部分の裏側は、乾き難いため、面全体が乾きはじめたら、

その内側の布団の部分を、広げておくと良いと思います。

※ 我が家では、どうしても急ぎがあり、洗濯機の中に面金を上にして入れ、面の周りにバスタオルを入れて徐々に(何回も途中で蓋を開け)脱水の回転を上げていき、最後は3分程度の強制脱水に成功!翌日には面は乾きました!(脱水速度と時間には要注意ですが…洗濯機の前で蓋をパカ・パカで調整必要です)

3. 乾かした後は

面の垂れ淵とか、竹刀があたる部分には、殆どの面は、5cmほどの幅で皮が縫い付けてありますので、その皮に、椿油を薄く、塗ると良いと思います。(100円ショップのダ○ソーに315円で売ってました)

布や、柄皮などに一度、植物油で薄く濡らしてから、その柄皮で、面の皮の部分を押し漬けています。なんとなく、面の皮に油がついたかな?程度で良いかと思います。2・3日経つと、面の皮は柔らかくなると思います。

(注意)面金を止めてある、皮の部分(多くは、黒く塗料を塗ってあるところ)には、油をつけない方が良いみたい。

これでも臭いが気になる方は、水に浸す時間を長くするか、ブラッシングや、揉み洗いを多くするか、洗剤(油成分を取ってしまうものなど)を変えてみるとかの工夫をされると良いと思います。 ○ァブリーズは一時的に臭いを消しますが、皮部分は硬化する(ゴワゴワになる)ので勧められません。 エタノールも薄めて使わないと同様です。80%程度が良いみたいです) アルカリイオン水もアンモニアと反応するので効きそうですがPH10程度(強電解液)は必要です。

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